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財務諸表 ~収益性③

今回は、本業以外の費用について。

まずは営業外費用。
ここでの注目する勘定科目は「支払利息」です。
低金利のこの時代は、そんなに気にする必要が無いかもしれませんが、借入金があると何もしなくてもかかる費用です。
なので、金利が上昇したときに借入金残高が大きいと経営を圧迫する恐れもあります。
売上高対支払利息比率という指標で金利負担を見ます。

(算式)
売上高対支払利息比率=(支払利息+手形売却損-受取利息)÷売上高
当然低ければ低いほど良し。
5%程度であれば問題ないといわれていますが、低ければ低いほどいいですよね。

次いで特別損失。
ここは特別というだけあって、一過性の費用です。
例えば、店舗を閉鎖した時の固定資産処分損などがここに計上されます。

そして最後が当期純利益(税引後利益)。
ここが最も重要なのは言うまでもありません。
税引前利益が黒字であればいいということでもないのです。
税引前利益が黒字で税引後利益が赤字ということは、住民税の均等割りを負担できない程度の黒字であったか、税務上経費とはならない費用が計上されているということ。
一期程度であれば何かしら特別な理由というのもあるかもしれませんが。
ということは、その会社の業績の流れを見るには損益計算書を最低3期分調べなければならないですね。

また損益計算書は同業他社と比較するのも重要です。
すずらん会計事務所ではTKCのシステムを利用していますので、この同業他社の指標を提示することもできますよ。

損益計算書では、複数年を比較することで自社の業績の流れを数字で確認する事ができ、同業他社と比較することで、自社の強みと弱みを知ることもできます。
税務署や銀行に提出するのが目的ではありませんよ(笑)
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