FC2ブログ

人生讃歌

旭川に帰省するとき、JRを利用します。
今回はライラックで帰省したのですが、車内誌があるので、それを読みながら旭川に向かいます。
人生讃歌は、車内誌の小檜山博の見開き2ページのエッセイです。
今月のタイトルは「二十八年間」
横井庄一さんのことです。
終戦から二十八年間、グアムで隠れひそんでいた横井さん。
「恥ずかしながら生きながらえて帰って参りました」との言葉を知っている方も多いでしょう。

薄々戦争が終わったことを感じていたのに、隠れひそんでいたのは、米軍が怖かったからではなく、捕まって軍法会議にかけられ、逃亡罪で死刑にされるのが恐ろしかったから だそうです。

そうですよね。
人が何故嘘をついたり、隠蔽したりするのか。
それは、単純に怒られるのが嫌だから。
責める風潮が強いと、隠蔽体質の組織・社会になります。

「生きて虜囚の辱めを受けず」
横井さんの場合、この言葉を叩き込まれた訳ですから、捕まって日本に引き渡されたとしても、逃亡罪に問われて死にたくないと思ってしまうのは必然の流れだったのでしょう。

横井庄一さんは、1997年9月に82歳の年齢で亡くなりました。
その時に言い残した言葉は、「人間に国のため世のため人のために働けというのは間違い。人間は自分のために働く。それでいい」だったそうです。
青春期の28年を失った横井さんの言葉だからこそ、重みがあります。
自分のために働いた結果、それが会社(組織)のため、そして世のため、人のためになっているのが理想なのでしょう。

経営者は、従業員が自分のために働いた結果、この流れになるようなビジネスモデルを構築する必要があるし、経営理念もそうなる様に決めて、従業員に落とし込む必要があるのでしょうね。

そうすると、みんなハッピーになれます。
やはり三方良し経営ですかね。
考えさせられたエッセイでした。
スポンサーサイト

コメント


管理者のみに表示