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戦後経済史は嘘ばかり

今受講している研修で、私の職務診断遂行能力タイプを向上させるには読書が必要と言われまして。
月3冊読むことから始めましょうとの助言を受けたので、根は素直⁈な私は早速実行に移すことに決めました!
まず、1冊目がタイトルの「戦後経済史は嘘ばかり」です。
PHP新書で、著者は高橋洋一。
内容はというと次の7つ。
①戦後復興
②高度経済成長
③オイルショック
④プラザ合意
⑤バブル経済
⑥失われた20年
⑦TPP

この中で、一番興味深かったのは⑤のバブル経済。
高校生の頃バブル期で、大学入学時にはバブル崩壊し、就活時に就職氷河期を経験していたので。

現職についてから、社長さん達とお話しする機会が多いのですけど、バブル期の頃を聞いても、恩恵を受けた!と言っている方は少なかったのです。
思い返せば、私の親も特に所得増えてたわけではなかったですし。
奨学金の申請で、父親の源泉徴収票を見たので、彼の収入が分かった訳です(当時は、源泉徴収票の見方を知りませんでしたが、大まかな金額を覚えてました)

本書では、株と土地以外は「超フツーの経済」だったと。
実質GDP成長率は4.2〜6.2%で、物価上昇率も0.1〜3.1%なので、健全な物価上昇の範囲内。
異常に高騰していたのは、株価と不動産価格。
株価が上昇していたのは、株式売買回転率が異常に高かったから。
営業特金と事後補填が、この異常な株式売買回転率を維持していたとのことで、詳しくは本書でお確かめください(笑)
この株価対策の通達を1989年12月26日に出したところ、翌年1月より株価が下落していきました。
回転率が下がったので、株価も下がったということです。

もう一方の不動産価格も、1990年3月27日に出した通達で、1年後に不動産価格が大幅に下がり始めました。
この通達は、不動産向け融資の伸び率を総貸出の伸び率以下に抑えるというもの。
購入資金の供給に制限を加えたのです。

これでフツーの経済になったのですが、日銀が余計な金融引き締め策を実施してしまったので、日本経済は失われた20年に突入していったとか。
マスコミも当時の三重野日銀総裁をバブル退治をした「平成の鬼平」と持て囃してましたね。

このバブル経済以外についても、定説と呼ばれることが違っていると分かりためになりました!

未来の対策には、過去を知り反省することも大事ですので、経営者の方には是非購読をお勧めいたしますよ。
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