FC2ブログ

仕事と心の流儀

著者・丹羽宇一郎で講談社現代新書から出版されている書籍のタイトルです。
元伊藤忠商事株式会社の元会長の著者が、働いているすべての方々へのエール。

帯にも、「日々奮闘する、すべての人に贈る働くことの本質を語った珠玉のメッセージ」と書かれていました。

第1章から第5章まであります。
第1章 逆境が心を成長させる
第2章 仕事と人生
第3章 上司と部下
第4章 組織と個人
第5章 努力とチャンス

印象に残ったのがいくつかあります。
①失敗のない優等生はない。小さな失敗をたくさんせよ(第1章)
⇒ 失敗のない優秀な人ほど、失敗したときにプライドを守るため失敗を隠す。小さな失敗を隠すと、ちょっとやそっとでは取り返しのつかない事故につながる可能性が高くなる。または、小さな失敗を隠したために、本人どころか会社全体の信頼を失う事態に至ってしまうかもしれない。
*失敗を報告しやすい組織でないと、隠蔽してしまいます。経営者・管理職が話しやすい雰囲気づくりをしなければなりません。
ちなみに、すずらんでは失敗を共有するシステムがあります。

②人と同じように努力しているって、どうしてわかるの?(第2章)
⇒ 本当によく努力をしている人は、会社がちゃんと見ているし、「この仕事を頼む」と上司が言ってくる。落とし穴は、褒められることを仕事の目的とすること。褒められたいために、邪心が生まれ不正行為に走ってしまう恐れがある。

③きみの能力自分で評価するものじゃない。他人が決めるんだ(第3章)
⇒ ビジネスの世界では、自己評価など何の足しにもならない。自己採点は甘くなりがちなので。

④嫌な上司は反面教師にせよ(第3章)
⇒ 自分が役職についたときに、この上司を反面教師にすれば、この嫌な教師から受ける理不尽な態度などが学びに変わる。「けしからん」と腹立たしく思う多くのことは普遍なことなので、自分が昇進するときにも役に立つから。
*スタッフA・Mも私のことを反面教師に利用するのですぞ(笑)

⑤嘘をつくと毎日が暗くなる(第4章)
⇒ 嘘をつけば、たとえ露顕しなくても後ろめたい日々を送ることになる。逆に後ろめたいことがなければ、何でも思い切って言えるし、自信をもって仕事ができる。

⑥通勤電車を読書ルームにする(第6章)
⇒ 読書によって論理的思考が養われるし、想像力も育まれる。時間を効率的に使うには、通勤時間も利用する。
*私の場合、顧問先への訪問は公共交通機関を使うので、その時間を利用しています。本書は休日にベットで横になりながら読んだわけですが(笑)

精神論の箇所もありますが、著者の考えに同意できる箇所も多くあり、ためになった1冊です。
スポンサーサイト



コメント


管理者のみに表示