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税のタブー

集英社インターナショナルから出版された三木義一の著書。
全11章からなっています。
第1章 宗教法人
第2章 政治団体と税
第3章 暴力団に課税できるか?
第4章 必要経費を考える
第5章 交際費課税はそろそろやめよう
第6章 印紙税はいらない!
第7章 固定資産税はミスだらけ
第8章 酒の販売と免許
第9章 特別措置は必要か?
第10章 源泉徴収・年末調整
最終章 国境

興味深く読みました。
第4章の必要経費を考えるで、シングルマザーの個人事業主(弁護士)が業務遂行のためにベビーシッターを頼んだ場合の料金を必要経費とできるか?と投げかけます。
私は出来ると考えました。
だって子供の面倒を見てもらえなければ、業務出来ないわけですから。
給与所得者ならダメです。
なぜなら、給与所得控除で概算経費を認められているからです。
しかし、著者が税理士向けの講演会でこの質問をしたところ、何と95%の税理士ができないと答えたそうな。
課税庁が、経費と出来るのは事業に直接関係あるものと限定して運用しているからです。
しかし、最高裁で平成26年1月17日の上告不受理決定で従来の税務署の狭い解釈は、間違っていたことを認めたのです。
だから、経費処理してみる価値があると思えるのですけどね。
第6章の印紙税なんて仰る通り!
この仕事を始めるまで印紙税の存在そのものを知りませんでしたからね。
第9章の特別措置は必要か?
本法を変えるのは大変な労力を必要とするので、特別措置法を制定して急場をしのぐ。
これは政治家の人気取り政策を反映している側面が強いようで。
平成13年に贈与税の基礎控除が60万円から110万円に引き上げられたのですが、相続税法を変えたのではなく、特別措置法で引き上げていただけとは。

そんなに難しくは書かれていないので、ご興味のある方は是非ご一読を。

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